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Griffin Stepanek
1995年、サンフランシスコ生まれ。
驚くことに10才からシェイプを始めたグリフィンは、そのたぐい稀なる才能を早くから発揮し、
若くしてリチャード・ケンビンによる『ハイドロダイナミカ プロジェクト』へ参加することに。
もともとスラスターには大きな興味を示さず、フィッシュなどのアルタネイティブなデザインを好んでいたグリフィンにとって、
このプロジェクトの参加は劇薬といっても過言ではなかった。
サーフィンの歴史に興味を持ち、インダストリーの中にいる先人たちから正しい知識を与えられ、
サンディエゴという多様なサーフボードが根付く土地で、驚くべきスピードで、着実にシェイパーとしての歩みを進めている。
また彼の代表モデルでもある『FISH』は10代前半から日々、巨匠Rich Pavelからシェイプのレクチャーを受けていた賜物であり、
Pavelのシェイプ理論を忠実に受け継ぐ唯一のクラフトマンシェイパーでもあります。
また現在は生まれ故郷のサンフランシスコにベースを移したが、
サンフランシスコにも豊かなサーフカルチャーがあり、ここでもグリフィンは進化のスピードを緩めることはないだろう。
Q&A
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まずは出身地と生年月日を教えて
1995年4月、Novato(サンフランシスコ北側に位置するタウン)生まれだけど、育ったのはサンディエゴだよ。
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はじめてのサーフィンは?
初めてサーフィンをしたという記憶があるのは、6歳のとき。
バハカリフォルニアで確かウクレレドリフターというサーフボードで父にプッシュしてもらったんだけど、それが本当にこわかったんだ。だから少しサーフィンからは離れたんだけど、成長して、人生ってこういうものだって理解していくうちにサーフィンから離れていることに疑問を感じて、自分に言い聞かせたんだ。
『恐怖から逃げ続けていたら、どんな人生を歩むんだ。しかもこれはサーフィンだぞ』ってね。
それが9歳のときで、すぐに父の友人のサーファーに教えてもらうことにしたよ。 -
シェイプを始めたのはいつ?
10歳のときにシェイプに導いてくれる年上の友達がいたんだ。
すぐに外にボードスタンドを作って削ってみた。
それはイエローが美しいツインフィンで、ダイアモンドテール、オプションでトライラーフィンをつけられるようにしたんだ。
すぐにどっぷりシェイプにハマったよ。 -
ホームブレイクはどこなの?
今住んでいるのがサンフランシスコだから、家の近所で入ることが多いんだ。今のシェイピングベイがMill Valleyを渡ったところにあるんだ。
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よく乗るサーフボードは何?
Oh man,決まっているものはないんだ。どんな種類でも乗るよ。
ちょっと前にサンタクルズボードビルダーズギルドからピックアップしたばかりのボードがあって、とてもいいフィーリングなんだ。
それは5'7 "x 18.5" x 2.375 でパレラルなアウトライン、トライプレーンボトム、本当にエキサイティングなボードだよ。 -
君のシェイプ哲学は?
まだ明確な”哲学”を持っているとは言えないと思う。
まだ若いし、どんどん進化してくと思うからね。
とにかく、シェイプを通して、僕という人間を表現したいと思っているし、自分がシェイプしたボードを信じるようにしている。 -
君のシェイプに最も大きな影響を与えた人は誰?
MandalaのManuel Caroが大好きだよ。
多くのことを惜しみなく教えてくれた。
あとRyan BurchやDaniel Thomsonがやっていることから、影響を受けないことは難しいね。 -
ありがとう。最後に一言、日本のみんなにメッセージをもらえる?
<3 u(Love you)