ARENAL
カリフォルニア、サウスオレンジカウンティで生まれ育ったMichaelも本格的にサーフィンを始めたのは14才の時。
周りのキッズたちと比べればけっして早くはないが、その反動か一気に引き込まれることに。
スラスターで始めたサーフィンもThomas Campbell『Present』から影響を受け、ログやアルタネイティブデザインの世界へ。
メカニックエンジニアの父親の手助けもあり、自宅のガレージでシェイプを始めたMichaelに
大きな影響を与えたのは、オレンジカウンティが誇る『HOBIE』のクラフトマンたち。
HOBIEでショップスタッフを務める傍、ドナルド・ブリンク、ゲイリー・ラーソン、ジョシュ・マーティン(テリー・マーティンの実息)、
そしてタイラー・ウォーレン達からシェイプについて、サーフボードビルドについての知識、技術、姿勢を学んだ。
フィッシュやエッグ、シングルフィンログなどトラディショナルなデザインはもちろん、
アシンメトリーやフィンレスなど、ありとあらゆるサーフボード正しくシェイプすることが出来る次世代の旗手の一人だ。
Q&A
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まずは出身地と生年月日を教えて
1992年7月17日
カリフォルニア州ラグナヒルズ生まれ -
はじめてのサーフィンは?
成長していく過程で、ボディーサーフィンとかブギーボードはやっていたんだ。
初めてスタンディングでサーフィンをしたは14歳の時。その時に滞在していた、ハワイ・オアフ島・ノースショアにあるシーキャビンていうブレイク。 -
シェイプを始めたのはいつ?
最初のシェイプは2010年に。
いくつかのアライアを削って、その後すぐにフォームをシェイプした。
それはウッドのキールフィンを持つミニシモンズだったよ。 -
ホームブレイクはどこなの?
今はオーハイに住んでて、ショップがベンチュラにある。
だからCストリート、リンコン、エマ・ウッドで入ることが多いよ。
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よく乗るサーフボードは何?
その日のコンディションに応じてローテーションしてるよ。
主には10'1"のダブルステップデッキ、8'11"のAnomaly、7'8"のB68、あとはいろんなバリエーションのフィッシュやクアッド。 -
君のシェイプ哲学は?
サーフボードは決してビジネスツールではなく、アートであって、サーフボードをアートとして愛している。ハンドシェイピングは一番その形を具現化しやすくて、カスタマーとの距離が近い形だと思っている。
僕はシェイプやボードが完成する過程を、そして乗ってくれるカスタマーとの関係を楽しみたいんだ。 -
君のシェイプに最も大きな影響を与えた人は誰?
Donald Brink, Gary Larson, Josh Martin, Tyler Warren, and Ryan Lovelaceなどから直接的にシェイプの影響を受けている。他にも過去から現在の多くのシェイパーから影響を受けているよ。
その全てを吸収せずにはいられないよ。
さらに、アート&デザイン、ミュージック、写真、映画などありとあらゆるアートから大きな影響を受けていて、それらはクリエイティブな発想の大きな源になっている。 -
ありがとう。最後に一言、日本のみんなにメッセージをもらえる?
僕のボードが日本に行くこと、そして日本のみんなにボードを作れることに興奮してるよ!