AC SHAPE
Yasu Arai
1980年生まれ、岡山県出身、茅ヶ崎在住。
19歳で始めたサーフィンはYasuを常に刺激し続けた。
その刺激はショートボードから始まったサーフィンを、あらゆるボードへの興味につなげ、
やがてはボードビルディングの世界へ誘うこととなった。
『これなら自分でも削れると思った』そんな動機から始めたボードビルディングは、
いつしかYasuの頭の中にしか存在しないサーフボードを具現化するツールとなった。
Yasuはコンセプトに『オリジナルであること、そしてユーザーが楽しめること』を掲げる。
ユーザーが楽しむことを念頭に置いたデザインは、間違いなく、あなたの心を強く刺激するだろう。
Q&A
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出身地と生年月日教えてください
岡山県岡山市
1980年12月10日生まれ -
はじめてのサーフィンは?
友達がサーフィンをしてて、誘われて始めたのが19歳の時。
量販店で初心者用のファンボードを買って鳥取にいったのが初めてのサーフィン。
そこからどっぷりはまってショートボードにのめり込んでいってコンテストにも出るようにもなって、少し行き詰まって楽しさを見失いかけた時もあったけど、ひょんなきっかけからKEVIN CONNELLYのマジックカーペットに乗る機会があって、それまで乗らなかったロングボードとかミッドレングスとかにも乗るようになって、またサーフィンがすごく楽しくなった。 -
シェイプを始めたのはいつ?
24歳の時に自宅でシェイプしたのが最初の1本。
これなら自分でも出来るんじゃないかと思って。
ネットオークションでブランクスを\2,000で手に入れて、テンプレートは雑誌を原寸大にまで拡大して使った笑
シェイプは自宅のキッチンを養生してあるものでシェイプして、庭でラミネートした。
丁度、桜が散る時期にラミネートして、外だったから花びらがたくさん入って大変だった。 -
ホームブレイクはどこなの?
茅ヶ崎に住んでいるから茅ヶ崎で入ることが多い。
でもどこがメインて決めてなくて、その時の気分とコンディションで入るブレイクは決めてる。
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よく乗るサーフボードは何?
今メインで乗ってるボードはシモンズとかミッドレングス。
これもシェイプに反映させたいから、その時に削っているボードに乗り込んでフィードバックを得られるようにしてる。
だからメインとするボードはどんどん変わっていくよ。 -
君のシェイプ哲学は?
日本の波は基本的にパワーがない事が多いから、スピードをロスする事なく入って、コントロールし易いボードを作りたいと思ってシェイプしている。
特にボトムが一番影響すると思っているから、一番神経を使っているし、実際に乗るユーザーのスタンスまで気をつけてる。
コンテストサーフィンとは違くて、ユーザーがいかにもっと楽しんで貰えるか追及している。 -
君のシェイプに最も大きな影響を与えた人は誰?
影響といえば全てのシェイパーからあらゆる影響を受けている。
理想とするシェイパーといえば、ボブ・ミツベン、スキップ・フライ達。
何と言っても彼らのシェイプは機能的にも優れている上で、造形が美しい。
それに誰にも平等で、ユーモアに富んでいて、真面目で、誰からも尊敬されるクラフトマンとして人柄も素晴らしいから。 -
ありがとう。最後に一言、みんなにメッセージをください
現代はありとあらゆる、多彩なサーフボードが世界中で出回っている。
ac shapeでは、サーフボードは楽しめるためにある、その本質に答えられるボードを届けられるよう、日々進化させていきます。